お尻と詩
馬野ミキ

尻は大抵割れているが
割れなかった尻は星になる
ホワイトホールとかブラックホールと呼ばれるものは巨大な尻で
いま俺は尻の上でこれを書いている
ドンキホーテで買った網タイツを履かせたエロかわいい女
当時、世界には柚子味の氷結が散乱してた
Backからこう挿入したり詩を書いたりしながら
女のくびれから尻のラインを見つめていると
巨大なちんぽが俺の腹に突き刺さっているような気になる
気が変になる
俺の方が何かされているんじゃないかと思う
だから腰を振る
分からなくなるから
しっかりとくびれを持って操縦する
詩を書く


自由詩 お尻と詩 Copyright 馬野ミキ 2006-04-23 16:17:32
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