一行で勝負しようぜ
ピッピ
一行で勝負しようぜ僕たちの愛する言葉がグーチョキパーで
駅前でカップチーノを飲み干して横山剣からギャラを受け取る
君は何故毎年秋に亡くなるの、紅葉だからよ、笑って消えて
女の子みたいな歌を書くよね、と、君のピアノはピアノのように
爪を切る音だけでいい?君なのか分からなかったまちまちの指
ねじ少し機械少しで永遠に生きる真っ黒夜空のように
角川の分厚い本に囲まれてロックフェスタを思う八月
このままじゃ僕がチーズになっちゃうよ俺やあたしの変身願望
学校のことは忘れた友達の笑顔下校のチャイムが狂う
黒山羊が読まずに食べた手紙には好きと六回書かれています
人魚より悪魔よ俺に 俺ならば人魚のために呼吸を捨てる
ここからの車窓はピンク北へ行く電車よ壊せ季節の輪廻
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