天気になーれ!
山崎 風雅


 心地よい春風を浴びて
 深夜の疎水沿いを歩く

 両手を上げて背を伸ばす
 清らかな空気を肺に送り込む

 どうしてかな?
 日曜日には雨が降る

 頭で考える世界なんて
 ちっぽけで安っぽい
 僕達にはこころがある
 こころでこの風景を見渡そう

 どこかの子供の寝顔を思い浮かべてみる
 安らかにねむる子供の夢を想像してみる
 自然に呼吸が整い
 幸せな気分になる

 明日も天気になーれ!




 


自由詩 天気になーれ! Copyright 山崎 風雅 2006-04-20 00:20:00
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