僕と君と麦わら帽子と本 第四章
こめ
時計を見たらもう12時をまわっていた
僕のバイトしているバーは
7時から3時までの夜間運営の
なんとも珍しい店だ
店内はテーブルが4っつとカウンターだけの
やや小さい店だったが
常連客がいように多く
一度来たらまた来たくなると
客から聞いたことがあった
今日もパラパラと酔っぱらいや
常連客が来ていて
僕は冷蔵庫から氷のブロックを運び
冷気が出る氷をペティナイフで
さくさくと氷を切り始めた
主に僕はカクテルなどは作らず
雑用のような仕事ばかりをやっていた
このバーには僕と店長しかいなく
逆店長は雑用の仕事はせず
カクテルや客の世間話などを聞くのが仕事だった
氷を一通り切り終えて一息ついた
店内にはどこかの昔の洋楽のポップが響いている
12時からは店内で流れている
レコードの曲をとめて
ラジオのジェットストリームという番組を流すのが
この店の掟のようなものになっている
休憩を止めるとまたたわいのない雑用に
体を動かした
今日も仕事が終わり店長の雑学や世間話や愚痴を
聞きながら片付けをして仕事が全部終わったのが
4時をちょっとまわったところだった
とぼとぼ家に歩いて帰り
家に付いたときはもう5時になっていた
近所の爺さんがランニングする時間だとか
考えてベットに入り10時まで寝る
そして起きて公園に行って本を読むんでまた
仕事に行くのが僕の人生の流れだった
ベットに飛び込み20秒くらいで寝た
そして起きたのが10時ちょっと前
体がもうこの生活に慣れていた
そして朝ご飯を食べ色々な作業をして
公園にいこうを本を決めた
今日はエリカは来ているのかなと
笑いを我慢しながら家をあとにした
僕のなぜかエリカに興味を持ち始めた
そして何となくエリカは前にも
合ったことがあるような気がしてきた
でもそんなことが無いと珍しく
そのことにはふれなかった
今ではもっと早くそのことにふれていればと
後悔している