十四の黒い薔薇の歌
m.qyi


十四の黒い薔薇の歌





   ●
愛を忘れて
自分をおいて
き●っと
どこかか●なたに消えていったぼく
きみの微笑みがあせた
壁にかかった●ワンピースばかりを見ていた
窓から見える道はずっと続いていて
若葉の並木の
ア●スフアルトを
自転●車が
行く
●春が
ひとりで
ペダルを回し●て
きみを忘●れて
自●分をおいて
ペダルを回しつづけた
それが
あの日●の
ぼく
太陽が差●し込むからっぽの部屋で
それが
あのときの
ぼ●く。












自由詩 十四の黒い薔薇の歌 Copyright m.qyi 2006-04-05 23:11:37
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