未来への道
renchu

人生で失望するようなことが起きると 不眠が続く・・・

世の中には自分の身体を痛めつけて 心の痛みを少しでも軽くしようとする人も居る。

私でも時には そんな衝動に駆られたりすることもある。

でも実際には たじろいで悶々とした気持ちを誰にも話せずに時間だけが過ぎるのを

見つめている。

世の中の何人の人が今 シアワセで満ち足りた人生を送っているのだろう。

寂しさが津波のように心に押し寄せてくる。

だけど顔に出すことも出来ず淡々とした生活の繰り返し。

服を着替え春の陽気に出て行くことさえ 今の私には出来ない。

そんな時 あなたに出会えた。

会うまでは やっぱりやめよう。家から出たくない。

だけど あなたに会いたくて気持ちとは不釣合いなため息をひとつ吐き

会いに行った。まだ心の奥はさらけ出せない。

そんな曖昧な感情だけど会って良かったと思えた人。

心の傷を もう過去の事の様に明るく話す私に温かい言葉をかけてくれた。

少しずつ あなたのことを知っていきたい。これが

完全では無いけれど 今の精一杯のラブレター。

未来への道を一緒に切り開いてくれる人になるんだろうか。


自由詩 未来への道 Copyright renchu 2006-03-25 04:03:13
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