人と同じように笑えない
うつむいて歩いてた
通り過ぎる人達は急ぎ足で
どこに向かうの

私を置き去りにしたあの人さえ
立ち止まることなく
無表情で行ってしまった
あなたの為に書いた歌が
懐かしく足元に落ちているのに

ねえ振り向いてよ
無邪気には笑えないけれど
愛してとは言えるわ

ねえ止まってよ
素直にはなれないけれど
会いに来てとは言えるわ

私のこと解ってくれるのは
あなたしかいないの

顔を上げなきゃ前が見えないこと
そんなことくらい
分かってる

心の中すべて伝えることなんて
いつまでも出られない
カギのない部屋
こんなわたしは

人と同じように笑えない
うつむいて歩いてた
通り過ぎる人達は急ぎ足で
どこに向かうの