この宇宙上には　あらゆる物がある。

その中で絶対的な力を持つ人間。

自由に動き回れている人間以外の動物。言葉は話せるけど仲間にしか理解できない。

自由に動き回れず言葉も発し無い花々。

蒼い海の底で泳ぎ回り見事な模様を身に付けている魚たち。

どれも決して平等にはならない。

言葉を発し物を作り、互いを治し互いを罰する人間が　この世の中を動かしている。

けれど人間は弱い。四季を通じ身動きの取れない花々に癒され

言葉の理解できない動物に安らぎを求め、泳ぎ回る魚たちに感動を期待する。

そして　それらの大部分は人間の手によって売買までされている。

自分勝手な動物という名の人間。

自分たちの手で美しい地球の命まで奪いつつある。

それを都合のいい言葉で表しているのも人間。

人間だからこそ出来る　これらの命を守っていくのが人間の持つべき

力なのではないだろうか。

彷徨いながら人間として生きる理由を探し続ける・・・