時間を止めるなんて不可能だったから
umineko

朝の街をあなたと
歩きたかったよ
腕を組んで

すれ違う2人連れ
女の子は笑顔でいる
男の子は笑顔でいる

夕べはどう?
私たちは
夕べはどう?
あなたたちも

まだ
デパートはモニュメント
スタバをやり過ごし
並んで

私たちは
そんなんじゃないよ
スイッチ・オンで
世界中に 発信

距離は求めたほうが負け
そんなこと知ってる
だから

ぎゅうって腕をつかんで
あなたが
振りほどいたり出来ないように

時間を止めるなんて不可能だったから
私に出来るのはこんなことくらい

雲をつかむような話だねって友達が笑った
そうかもね

雲ならば見えるけど
私は
 
 
  
 


自由詩 時間を止めるなんて不可能だったから Copyright umineko 2006-03-07 07:33:21
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