★18 イツモノ、コーヒーヤ
貴水 水海

僕は駅前のコーヒー屋で

君の帰りを待つ

僕と君は

休みがちがうから

君が仕事から

帰ってくるのを

このコーヒー屋で待つ

君も僕がいるのを

知っていたから

見上げて手を振る

僕も

ほんのちょっと手を振る

僕が1番

喜びを噛みしめる時だったよ

だから今日も

いつものコーヒー屋の

窓側に座る

ただ君を想うだけだよ

今の僕は何も約束できないけど

君の事は大事に想っているよ

聴こえるかい

僕の心の声が


自由詩 ★18 イツモノ、コーヒーヤ Copyright 貴水 水海 2004-02-01 04:20:12
notebook Home 戻る