little lolita girls and boys
無知アコ

つめたいタイルが寂しさを増すのね、きっと。
金魚のように泳げたらどうだろう。
伸びている爪は噛めば解決、見たくない正解。

地団駄を踏んで、ドンドン沈没。
流れるBGMに乗って踊っていたのに?

左腕の2,3センチ跡。
猫の引っ掻き傷程度でわんわん泣き叫べばいい。
そんな按排で解決、自分のポジションは定まっている。

華麗に踊れないバレリーナは踊ることをやめたという。

そう、髪の香りがしたとか
そう、唇に触れるか触れないかのキスをするとか
そう、背骨が折れるぐらいのハグをしてみるとか
そう、爪の色が昨日は何色だったとか
そんぐらいくだらなくていい、
くだらなくていいから

もっと側に近づいてほしいのよ。


自由詩 little lolita girls and boys Copyright 無知アコ 2006-01-17 04:55:22
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