氷道
あとら

栓を開ける

蛇口からバリバリと
氷が落ちて
僕の手を
傷つけていく


窓に笑みが浮かび
僕もつい
笑ってしまう


痛みは無い





自由詩 氷道 Copyright あとら 2005-12-13 23:16:00
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