renchu

いつもとは 違う 冷たい冷たい 風が 悲しい声を響かせて 吹いている。

私の不安を 駆り立てるように・・・

今まで暖めてくれた 大きくて優しい手は 今はない。

自分の心を 信じようと 毎日祈り続けてきたけれど

この風と一緒に 吹き飛ばされてしまいそう。

私とキミの将来は 誰にも分からない。

分かろうとしていないのは私だけかもしれない。

いつまでも 強くいられない 弱いんだ 本当は。

キミの所に 風よりも早く飛んでいきたい。

風に飛ばされてきちゃったって 言ったら また暖めてくれますか?

今度は 私が 暖めてあげたい。



自由詩Copyright renchu 2005-12-13 00:38:36
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