全部話しちゃった
Yuno
ねぇ、君のことを好きになったのは嘘じゃない
ちゃんと僕の体に血が流れてるみたいに
君へのドキドキが体を巡ってる
たとえば背伸びをして雲に乗れたなら
君のことを好きでいてもいいのかな
きっと君はまだ笑ってくれてたかな
僕が頑張って空を飛べたなら
君のことを好きでいてもいいのかな
きっと僕を優しく抱きしめてくれる?
雨が嫌いだから濡れたくないって僕が言った
僕が嫌いな雨は不可抗力でそこにある
僕は抗うことの出来ない事象の中にいる
君はそれを見て馬鹿みたい、つぶやいた
もし雨がなかったらどうするの?困らない?
それでも雨のことが嫌いで仕方がないんだ
もしか僕の力で雨をなくせる日が来たならば
君のことを好きでいてもいいのかな
そしたらきっと君はまだ笑ってくれてたかな
それとも君は雨がなくなって悲しむのかな