弦 琴 家族 。      
すぬかんながぐつ。 

沢山のうたに 向かいて 家族を忘れし 我に気付いて 

恋人と 呼ばうるひとの ないままに すぎた はたちの つきひを 思う

答えなど なかったかも しれぬ あったかもしれぬ それでも 人生航路を進む 吾れなり

父と母が 護りし 吾れに ふと 気付き いろんなことが あたまを よぎりて 

ともだちとは 因縁深き ひとのこと 縁 護られて 違うことなし 。

三十 と 七歳 生きて 想うこと 少年よ マドロッコシク いきることなかれ

答えとは 自分で 見つける もの の こと 宗教は 答え探しを 端たで みまもる

道端で 守れぬ ものが 信仰なら そのひとの 地盤は ぬかるむが 如し

我 思いきり 弓を 構えて 虚空 の中の 弦を 弾くなり                                                                                      

                 


短歌 弦 琴 家族 。       Copyright すぬかんながぐつ。  2005-11-26 18:36:34
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