炭酸のような音楽を
nm6
全然違ってしまったときには
炭酸のような音楽を
太陽が間近の窓で
メッセージを少しだけ受信する先の
光って白くなってしまって
見えないのは
ただの 気のせいさ
[やけどのおそれあり]
[火炎のおそれあり]
[爆発や火炎のおそれあり]
と
記された本には 何が書いてあるのだろう と
*完全な午後*
晴。
引用の
コラージュに
エピソードが
フラッシュバックして
ラップして
ジップして
フリージングしたら
それこそ
チンだ
太陽が間近の窓で
メッセージを少しだけ受信する先の
光って白くなってしまって
見えないのは
なぜだろう
と
考えてみること
うそだろう と 疑ってみること で
「慎重にあるくよ。とても慎重に。」
それは事故だ
散漫な甘い考えだ
バナナの皮で転んだ
銀座の 夜の
取り壊されるビルの角が過度で
門出 を
引用の
コラージュに
エピソードが
フラッシュバックして
ラップして
ジップして
フリージングしたら、
太陽が間近の窓で
メッセージを少しだけ受信する先の
光って白くなってしまって
見えない。
曇。
*完全な午後おわり*
炭酸?
ビール。
ジンジャーエール?
いや、ビール。
でもさ、
いや、だからビールなんだよ。
そっか。
うん。
そうだね、そうだ、ビールだ。
炭酸のような音楽が鳴るビートの後ろにふわりと乗っかって雲に、仙人の如意棒で伸ばした先に見える花の蜜を吸う虫を捕まえた網が、ぼくらを捕まえるフリをして逃げ帰る、その瞬間を見届ける肝心の門番が居眠りをしていた罰、その罪を知っているか知らないかと問い詰める警官の景観をバラードにして歌う、そんなストリートの些細な自己主張がぼくらの海に塩分を加えるそのさじ加減、それ自体がぼくらの歩みを昨日のものにしてしまっていたのだった。
それこそ、
チンだ。
うん。
そうだね、そうだ、
、
ビールだ。
ビールの奏でる音楽が必要だ。
自由詩
炭酸のような音楽を
Copyright
nm6
2004-01-15 01:05:37
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