祖父 祖母 母 。
すぬかんながぐつ。
われのいえに同居したれる
老人の図る事なき暗闇いずこに
祖母のいえ叔父叔母叔父と
しにたれどわれにおじさんのほほえみやさしき
そのやまいなになになにのけっかですそういうものかとおもうわれあり
結果より事実経過が大切と
おもうことなく幾とせ すぎる
我が母の家刀自ぶりになぜかしらため息つきつつ
逝く末おもう
たんぼのなかの一軒家
家族と棲みしつきひをおもう
もしあのときそう思うことたたありてそうしていてもなにもならなかった
たらればをすてしそのとき
うんめいの
じゆうのとびらひらけるのかもしれぬ
祖父祖母 母
ふたりのけいふをみつめしときなにやらうれしきものもうかびて
過去現在未来と続くわがこころ
われに安住のすみかよきたれり
短歌
祖父 祖母 母 。
Copyright
すぬかんながぐつ。
2005-11-21 23:53:02