浪漫シンドロォム
ヒビノナコナ



 わたくしの髪をくすぐる寒風に
     ゆれた気持ちはときめきなのに

 
   あの頃の夢見た時は永遠の零度の夜空キラリくっつく


 こいびとの櫛をいざなう輝きは
     白い息すら止めるでしょうに


   寒き日は奏でる指もいたずらを覚えて忘れまた嗜む

 
 宵越しにつらい離れを書き記し
     振り向く涙かすかあこがれ          


短歌 浪漫シンドロォム Copyright ヒビノナコナ 2005-11-19 01:32:42
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