hayasakaakira

どうゆう事態がこの世界で起こっているのかしらない けれども

「わしらはどんどんアホになっておる 
力が弱く 速さもなく 言葉も忘れて 食も細い 
もう潮時なんじゃ わしゃあ
最後に この馬鹿どもと
華のよう 月のよう 吹き荒れて
この地に わしらの いたってことの そのしるしを 残したいと。
天地ひれ伏せ 故知般若波羅蜜多   」
 

ジィジが言った、そういった。だから、狂おしく咲き乱れる。私/僕は。
 ジィジ! つれてって!

 愛は 散々期待させて空へ還った それが最後の希望だったのに
 だから僕ら/私らは よくわからないままに 求め求め求め求め
 余りにも疎外されてしまって 結局馬鹿になった
 ジィジ! つれてって!


 46億年の果てに、敗北者として 負けた姿を晒す その死に様 しかと しかと 
 
 
 ごらんあれ


自由詩 Copyright hayasakaakira 2005-10-30 22:23:25
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