残像(四)
薬本 祝人
黄昏に
視線を感じて振り返る
天に低く
たれ落ちそうな宵の月
俯いたままの曼荼羅花
寄り添いながら曼珠沙華
願わくばもう一度
願わくばあと一度
でなければ
全てが重なり
そのたんび
心が痛い
自由詩
残像(四)
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薬本 祝人
2005-10-23 15:31:36
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