冬のにおい
きっこ

張りつめた
朝のにおいに
冬が少しづつ混ざってきている

最初の雪が降るのはいつになるのだろう
そんなことを思いながら
四角く切り取られた空を見上げる

雪がとけるころ
あたしはどこに居るのかな
どこまで進めるのかな

自分の道を信じて
少しずつでいい
歩いていこう

自分なりの速さで


自由詩 冬のにおい Copyright きっこ 2005-10-20 21:58:12
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