水色の行方
プテラノドン

夕方近く、観覧車はゆっくりと周る。
空は水色、明かりを点けている。
もっと失速してもいいはず。男と女はそう思う。
その愛が叶うといい。いとも簡単に。
ゲートの外でこだましている―、恋は水色。
男と女はいとおしく思う。


自由詩 水色の行方 Copyright プテラノドン 2005-10-16 02:26:10
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