秋風
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ふざけすぎた自分
はしゃぎすぎた君
「もう終わりかな」
落ち葉舞う頃に出会い
落ち葉舞う頃に離れる


どこまでも背伸びをしていた君
それを助けられると思っていた自分
「なんでそんなに優しいの?」
いつしか我が侭が裏切りに変わり
してはいけない一線を越えてしまった


どんなに抱きしめても
離れていく二人にとって
「またいつか逢えるよ」
それはただの慰めであって
そこに大切な心はなくしてる


思い切り好きあって
思い切り嫌われて
「サヨナラ」
どうせ離れるならすっきりしたい
しかし二人とも何か消化不良のまま


ふざけすぎた自分
はしゃぎすぎた君
「もう終わりだね」
木枯らしがどこか遠くに
気持ちを運んでしまえと願っている


自由詩 秋風 Copyright warioware 2005-10-12 17:13:21
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