ひとりの夜
かさね
うつ伏せにしている
じとりと来ないで欲しいの
窓から見える景色は
頭に響く鈍色雲
うつ伏せにしていて
ちらりと見られたくないの
嘘から見える景色は
人差し指が指している
自由詩
ひとりの夜
Copyright
かさね
2005-09-19 20:47:43