あさ

あさ おきて

いき を ゆっくりすいこむ
きょうも わたしは いきている
よかった かな

ちきゅうからみて
ぜんたいからみて
きょうも わたし が いきていることは
よかったかしら

よかったよ と
いってほくて
いえす がほしくて
とうたことば

すとれっち をして
(それは からだ のためにしていること)
まどをあけて くうきをいれかえる
(これも げんき のためにしていること)
そっか わたし まだ いきたいんだな

じゅうねんまえに からだなくなった ちち
しゃしんのまえに きょうのみず を
おとうさん きょうも まもっていてね
なんて いう

わたしが まだ いきていること

それを ゆるしてほしくて
だれかに よろこんでほしいなんて おもっている

だれかから きずつけられた(とおもってしまった)こと
わすれます
だから というのは 
ずうずうしいかもしれませんが
(ちいさな こえで)
もし ゆるされる なら
わたしが きずつけたこと も 
なかったように 
してもらえる かな

きょうも いきています わたし

それは
なにかを すこし ゆるされたから と
おもっても いいかなあ



未詩・独白 あさ Copyright  2005-09-18 12:36:01
notebook Home 戻る