■ひとこと運動
千波 一也

自分の投稿した作品にポイントが入ると、嬉しいです。
それはもう、半端じゃなく嬉しいです。

一応は「良い」という証としてのポイントであります。
しかし、「頑張れ!」だとか「仕方がないなぁ」だとか、「応援メッセージ」的な用い方としてのポイントも多々あるのではないかな、とも感じます。

でも、どんな意味が含まれているにせよ、そこに悪意がないのは確かなことだと思います。
すこぶる善意のかたまりだと思います。
なのでやっぱり嬉しいです、ポイントは。

そして、ポイントにコメントが付記されていたらもっと嬉しいです。

短くてもいいんです。
「切ないね」「楽しいね」「良いね」などなど。
どんな言葉であるにせよ、自分の作品を読んだ方が何を感じたのかを垣間見することが出来るのです。


どこへ辿り着くのか、
だれに辿り着くのか、
その一切を知らず。

けれど、わずかな灯を絶やさずに
私は言葉を放ちます。

そんな言葉の一つ一つが、だれかの言葉を連れて帰ってくる。

そのとき私は満面の笑みでもって「おかえりなさい」と呟くのです。
コメントが寄せられることは無上の幸せなのです。

だから私は決意をしました。
自分がこの先でポイントを入れよう!と思った作品には、一言を残そうと。

陳腐かも知れません。
ありきたりかも知れません。
突拍子もないかも知れません。
それでも私は決意をしました。

まことに自己満足極まりないことですし、私なんぞのコメントなんか嬉しくないかも知れませんが・・・。
それでも私は決意をしたのです。

なかにはきっと「そんな馴れ合い的なことはゴメンだね」という方もおいででしょう。
それでも良いのです。
各人各様の想いがあるのは存じております。
だからこそ、私なりの想いをここに記すのです。
敵対するだとか、討論するだとか、そういう目的ではありません。
おわかり頂けるでしょうか。


最後に。
ここ「現代詩フォーラム」は私のサイトではありません。
片野さんの厚意によって提供されている場所であります。
広い広い言葉の海の隅っこに、ちょこんと漂わせて頂いているのが私です。
そのこころを忘れてはならないな、と感じます。

投稿をさせて頂いているのです。
他の方の作品を読ませて頂いているのです。
感謝のこころを忘れてはならないな、と感じます。

たくさんの感謝の気持ちを抱きつつ、
これから先で出会う言葉たちの一つ一つに息吹を与えてゆけたらいいな、と思っています。

最後までお読みくださり有難うございました。



※私の「ひとこと運動」について私信をくださった方々にも、この場を借りて御礼を申し上げます。

※「あなたも是非!」と強要するつもりはありません。ので悪しからず。


散文(批評随筆小説等) ■ひとこと運動 Copyright 千波 一也 2005-09-03 19:32:29
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