星瞬くサイレント
オオカミ



いくらだって涼しい
夏の夜に熱をあずけて
じょしゅせきから
あなたのひかるめがねのふちを
みつめる



星は
いつだって
ここにあるよ




はるな湖のりんかくが
すこしかよわくなった肩を
つめたい手でなでていく

そんなにおおきな存在に、ならないで






うちあけるまなざしはサイレント
めにみえないものがあるように
ことばにできないこともある




もしいまここでしのうといわれたら
やっぱり






しにたくない というと
おもいます











あなたのひかるめがねのふちが
あなたのひかるめがねのふちが
月あかりにかがやく

きらきら きらきら

あなたのひかるめがねのふちが



ちいさな星にみえたのよ





自由詩 星瞬くサイレント Copyright オオカミ 2005-08-15 15:14:10
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