永遠の幸せだと思ったのに
天使

いつも ここで笑い合った

あの日も ここで別れて

いつものように 笑顔で手を振って

「またね」なんてこといって

あの時は また 会えると 信じていたのに・・・

どうして君なの? 君が死ななくてもよかったでしょ?

よりによって どうして君なの?

二人の約束はどうするの?

悲しみに明け暮れてた 君がいない日々

君からもらったリングが少し輝く・・・・




ここにいるはずないのに ぬくもりはここにある

どうしてだろう・・・



私が泣いていたら いつも肩をポンッと叩いて

「大丈夫」なんて言ってた あの頃の君

思い出すと涙あふれて 君の写真を抱きしめて

声をあえげて 一人泣いた・・・

ポンッと肩を叩かれて 「大丈夫・・・」 と声が聞こえた・・・

まさかと思って振り向けば

あたたかい 顔をした 君がいた



どうしてわらってるの?

どうして困った顔してるの?

私が泣いてちゃ 行けないの?

天へと行けないの?



「永遠の幸せだと思ったのに・・・」

その言葉が何度も浮かび上がって

また涙 流れてしまうけど・・・

もう大丈夫

君は行って

もう大丈夫

君は私の心(ここ)にいるから・・・


自由詩 永遠の幸せだと思ったのに Copyright 天使 2005-08-10 22:15:10
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