真夏の夜の奇妙な果実 (歌詞)
クリ


ことばをひとつ しぐさもひとつ
少しずつ忘れていく夏よ
眠れずに迎えた朝の匂い
今でもするよ 思いがけずに

熟れていくよ 奇妙な果実
伝えられない言葉の群れよ
温度のない思いは水色
今でもつらい 溺れるほどに

 僕が無くした帰るとこは
 熱帯夜の夢のままに
 君のためにと信じたことは
 いつの間にか わがままに

抱きとめて 巻き込んで
今でも君と 夜を越えたい

   迷ったままでいたかった 八月の迷路

 僕が無くした帰るとこは
 熱帯夜の夢のままに
 君のためにと信じたことは
 いつの間にか わがままに

 君の見つけた帰るとこは
 きっと夜に溶けて消えた
 そんな思いやりもあることを
 さよならで 君が教えた

(Strange fruit of a midsummer night)
BGM
「真夏の夜の夢」/ 松任谷由実
「奇妙な果実」/ ビリー・ホリデイ
「真夏の果実」/ Southern All Stars
「Summer Fruits (and unrest) 」/ Django Bates
「君と一緒だった八月を、僕は知らない」/ Kuri, Kipple


             Kuri, Kipple : 2005.08.07


自由詩 真夏の夜の奇妙な果実 (歌詞) Copyright クリ 2005-08-07 01:26:45
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