蝉の朝
あるふぁ
蝉の声で満たされた
盛夏の朝。
よくもまあ、周りの木々のすべてに蝉が居て
鳴き声の雲海で満たされたような日
七日の命と言うが
その短さを
叫び続け鳴き続けるのであろう
死ぬる時まで。
近くで鳴いていた1つの声が
途絶えた。
祝祭か
死か。
自由詩
蝉の朝
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あるふぁ
2005-07-31 22:41:19