それは不意におとずれた
こしごえ

どちらから

わたしの見ている世界は一つではないらしい
多次元的(あくまでも「的」)に
連なった酔った琴線

縁側の夜で
わらう猫
どちらから

白の黒さから
歪んだ笑み
しかしてその実体
止まれない

あら、どちらへ。
ちょいと超新星を見学に。
そう?いびつな嵐には気をつけてね。
命があったらね。その時は、その時さ
(どちらから)

明星あかぼし戯歌ざれうた
しかしてそのデジャヴュ
君へ
しびれる中枢
どちら
ちら
ことばなく
瞬く血から


自由詩 それは不意におとずれた Copyright こしごえ 2005-07-28 16:11:50
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