ハンバーグのよるごはん
八月のさかな

かぼそい声で呼ばれた気がして
ふとたちどまった夕暮れの小道で
蜘蛛の巣の罠にはまった羽虫が食べられていた

逃げ惑う

追い詰める


私は向き直りあるきはじめる
家に帰って牛と野菜とお米を食べる

だって生きてかなきゃいけない


自由詩 ハンバーグのよるごはん Copyright 八月のさかな 2005-07-08 11:04:08
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