夜行列車
yaka

  誰彼の

  人生の一幕を引き受けながら


  幾度の夜をくぐり

  幾度の朝に停まり


  巨大な車体は

  物悲しくも

  満足げにも

  重々しい溜息を吐いている




           2002.10.05


自由詩 夜行列車 Copyright yaka 2005-06-24 02:45:24
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