とりびより
そらの珊瑚

とりが去って久しいのに
へやのすみからふわっと
羽毛があらわれることがある
手でつかまえようとすると逃げる
意志をもっているかのように

窓をしめていても
へやのなかには風はおきるから

死んでいるのか
生きているのか
わからないものが
浮遊している
とりが
浮遊させている


自由詩 とりびより Copyright そらの珊瑚 2026-03-08 13:40:19
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