春と螺子
田中教平

思いがけず
昔の知り合いに会って
微笑み合い
孤立無援に帰れよ


シャッターが閉まっている
商店街を 朝
抜けてゆくのもいい


螺子のしなり
詩の為に 詩を書いた春の思いも
まっさらに抜け
須らくあたらしい詩句を開拓すべし

その為に
微笑み合い
孤立無援に帰るよ








 


自由詩 春と螺子 Copyright 田中教平 2026-03-01 15:22:39
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