春のごちそう
花野誉


朝の通勤 
今日から上着は春用

とことこ歩き
いつもの畑にさしかかる

すぐ横で
おじさんが葱を抜く

とたん
土の匂いに包まれて

胸いっぱい
深呼吸したら
からだの隅まで 
春に満たされる

朝から
ごちそうさまです















自由詩 春のごちそう Copyright 花野誉 2026-02-27 14:48:28
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