幸福の着彩
yaka2

黄金のふたり
恍惚を抱き締め
何者も触れることのない

幸福とは

赤のふたり
愛しさに焼かれて
骨のまま抱き合う

青のふたり
涙になり 海になり
貝になり 唄う

漆黒のふたり
幸福をなぞりながら
溶けてゆく輪郭



奈落の淵で


色を脱いだ ふたり



呼吸がもどり

体温がもどる



ここに いたのか



自由詩 幸福の着彩 Copyright yaka2 2026-02-26 17:41:18
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