返詩にも自由を!(夢の中でのジョブチェンジ)
足立らどみ

集めた小石を
屋根に投げたり
縁の下に放つたり



ぼくはしてこなかった

悪いことだったのかなぁ

いつのまにか
世間からはおかしいと言われて

小石はほんの少し先の未来
小石はふつうの言葉

ぼくの天職は
為替ディーラーだったのかな

そしたら変動相場に一日を費やし
充実した日々をおくっていたのかなぁ

ボランティア活動に生きがいを感じて
一日を過ごす未来しか見えなくなって

まだ大丈夫だから
転職すれば間に合うぞ なんてな
心身ともに硬直する前ならば か

若いころの夢はゴルコンダ地方で
小さな宝石を探していたかったのに
有るものでいつのまにかの小石川

最初から才能なんてなかったよな
毎日毎日せっせと小石をあつめて
部屋中、小石で埋まってしまったさ

ぼくだけの小石を敷き詰めた岩盤浴
ぼくが好きなお風呂のためだったのか
一度は万札の上で寝てみたかった

//
終わり



自由詩 返詩にも自由を!(夢の中でのジョブチェンジ) Copyright 足立らどみ 2026-02-22 07:37:16
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