悲しみの仮面
弥生ド陽'

心が弱いんだ

できることも特にない

ほんとは
なんだかただひたすらに悲しい

だけど勘違いしてくるんだ

今までの人生案外良かったと
自分なんてまだ恵まれてる方だと

強くなったね、いつまでも

優越感さえ味わえりゃいい
強くないと、自分がやられる

もう止まらなくなるんだ
酷すぎる心理が

ところが
時に、勘に障る、一番嫌な目が来るんだよ
するとね激しく抵抗する
そんな日には世界で一番不幸になった気さえする

なんて、心が繊細なのだろう
実はそれだけだった
なんて、心が疲れてるんだろう
実はそれだけだった
なんて、ほんとは弱いのに強がるのだろう

悲しみだった
こんなにも可哀想な僕は、また今日も強がる


自由詩 悲しみの仮面 Copyright 弥生ド陽' 2026-02-20 15:54:46
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