二度、三度、夢うつつ
伊藤透雪

夢がたわみ
ぼんやりと浮かぶ
長い森の道よりも
穴の中が浅い驚き
が痺れて

夢が途切れ


朝食の時に
朝早く目が覚めると
妻に話したら
にべもなく
背中で
年よ、とひと言だ
妻よ君はいつまでも
若いね

夢が途切れ


時間が跳んで
飛び跳ね
空に置いてきた
それだけだ
今日は、

夢が途切れ

ぼんやり
何度もトイレに立つ度
次の事など
考えもしない

うつつの事など
起きたらいいのだ
その時考えれば。



自由詩 二度、三度、夢うつつ Copyright 伊藤透雪 2026-02-19 16:58:17
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