時の果て
杉原詠二(黒髪)

悲しみが満ちていくのは
両目の裏で
何もできない自分を
ひたすらに嘆く

でも知っていた
何をすべきかを
知らなかった時に
お別れをした

愛情ばかりひけらかして
拘束するものは
何かを裏切ったのだろうか
恐らくはその感情は
徹底的に正しく
あまりに正しく
何かを傷つけていた
それで終わっていたら?

何もひけらかさずに
誠実に生きる人が
道に迷っている

拒絶の言葉さえ
愛に変えることが出来る人よ
あなたの言葉を聞きたい

耳を使えば声が聞こえる
あなたの声が脳裏に残って
私は今
声を出して


自由詩 時の果て Copyright 杉原詠二(黒髪) 2026-02-13 17:41:25
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