あられ雪の夕べに
伊藤透雪
あられ雪が帽子のつばで弾け
風は強くなってきた
小さな礫が降りしきり道を流れる
積りもせずに
寒さが身にしみる道で
人の夕べに立ち
黄色信号で止まる
考えないことが
足を進ませない
青信号を待っていて
いつまでも
飴の甘さが今の頭痛
食卓には質素でいいから
おかずを並べて
ご飯をたくさん食べたい
自由詩
あられ雪の夕べに
Copyright
伊藤透雪
2026-02-09 12:26:24