光の終わりに
杉原詠二(黒髪)
時が過ぎた
永遠は幾度も生じて消えていった
愛だけが謎であった
恐らくそれで正しいのだ
それは女性が謎めいて見える秘密
誰も解けない秘密
しかし解けないからこそ解こうとする
それこそが罠なのだ
私は罠にとらえられた
夜が来る
腹は空いていない
救助者を待つ
光はもう消えた
まだ起きていよう
腹は空いていない
そうだなあ
愛しているってまだ言ってない
口惜しくて口が裂けてしまう
どうせだったら
そのまま
夜が続けばいい
自由詩
光の終わりに
Copyright
杉原詠二(黒髪)
2026-01-26 19:58:06