平成はどこへ行った。
足立らどみ

平成はどこへ行った。


未来からの警告だったビープ音
ミスターロボットが人を叱った
聞かなかった島国で 平成は
下書きのまま 地下に落ちた

薄い表層で 名も知らぬ僕らは
無償の言葉を 何度も組み直し
壊れれば取り換えてまた投げる
技術試作の 孤独な放課後

ただひとり読んでいただけの
君の沈黙が 設計図を狂わせる
この気持ちは今も実装されず

夢はある たぶん 僕も友にも
けれど直接には 走り出さない
3だい分の現実だけが見当たらず


自由詩 平成はどこへ行った。 Copyright 足立らどみ 2026-01-24 21:25:32
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