喫茶店
杉原詠二(黒髪)

喫茶店の中で
ずっと待っていた

雨が降っていた
雷がとどろいていた

私は一粒涙をこぼし
耐えられずに席を立った

家に帰ってからも
上の空のまま

やあ永遠よ
幸せを約束してくれたんじゃ
なかったのかい

ごめんね
待たせてしまったね
僕はへたばっていたんだ
風も凍る冬の日に

あなたはずっと一人立って
待っていた

私を


自由詩 喫茶店 Copyright 杉原詠二(黒髪) 2026-01-23 21:30:36
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