聞いてるよ
泡沫の僕

外の気温と比較して店内は暑すぎる。
間違って頼んだホットのカフェ・オレも、
吐き出さずに飲み込んだ大げさな言葉たちも。

それが冷めるまで僕は彼女達を眺めた。

フレアミニの膝上スカート、
寒さに耐えるための厚手なタイツ。
足元はレースアップブーツ。

歩き続けるーー
その制御された動作に見る安定状態。
ブーツが刻むテンポ。

ショートパンツにワークブーツ、
そこにレッグウォーマーが揺れ…

「ねえ!聞いてる?」


自由詩 聞いてるよ Copyright 泡沫の僕 2026-01-21 21:44:27
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