Answer.
りつ

まだあどけなさにいた季節
愛の意味も解らずに
ただ笑って頷いていた
与えることなしに
与えられることばかり求めては
欲求不満の子供みたいに
手に入らないものを欲しがっていた
満ちて足りることなど無いと思っていた

 問い:地球が全滅するなら、あなたはどうしますか?
 
全滅するんでしょ?だったらみんな、死ぬじゃん


 
俺が死んでもいいのか


 
うん。いい。
    世界が滅びるならば
    あなたもわたしも共に滅べば良い


最終試験にそう答え
私は試験に落っこちた
どう答えれば良かったのか
いつもどこかで引っ掛かっていた
あなたは生きて欲しいと
言えば良かったのだろうか
自分の想いをことばにするべきだったのか

友も無い世界にひとり
あなたを置いて逝きたくない
と。

ことば足らずは致命傷だ
喧嘩別れでも
全て吐き出した方が良い
それが後悔しない唯一のみち
時間は一方にしか流れない
口にしたことばは取り返せない

それでも、それでも、、、

ひと並みの幸せが欲しかった
ままごとをしたことない子が
ままごとの家族に憧れるように
普通を必要以上に求めていた

今、
ひとりで生きる覚悟をして
漸く新しく答えることができる
もう忘れているかもしれないけれど

  
俺が死んでもいいのか

  
  
あなたはどうなの?
     誰ひとり、いのちがいない世界に取り残されて
     ひとりで生きていきたいの?


自由詩 Answer. Copyright りつ 2026-01-17 12:22:32
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