本当の優しさとは、なにか?
鏡ミラー文志

大人になるとは、自分が年齢を経て歳をとるというただ、それだけのことではない
自分達より下の世代がいて、それが若者であるということ
そしてその下の世代に対して年上の人間として示しをつけるということ
そこで大切になってくるのが、本当の優しさである
本当の優しさは、深い
本当の優しさは蕩けるほど甘く、そしてほろ苦い
自分がいつまでも下の世代のお荷物になってはいけないと覚悟を決めることでもあるし
そのためには下の世代に対する愛情も必要になってくる
若い女子のなんと、可愛いことよ
幼き男子のなんと、眩しいことよ
それらすべてを一心に受け止め、私はおじさんになったのだと自覚することである
つまり結局は、愛だ
いつまでも我が身可愛さではいけない
老兵去るべしというが、どこかで限界を見極め、諦める
それもまた、成長である
良薬口に苦し
良き人生訓もまたほろ苦しと思い、私の話を聞いて頂きたい
私の歌は、私の芸術は、結局は大したことはなかった
それでいてそれに対し自足し、これで善しと突き詰めるところまで四十代はいける年であると思う
煮詰まる分かる開ける
それが本当の大人になった証だと思う

頑張ろう


自由詩 本当の優しさとは、なにか? Copyright 鏡ミラー文志 2026-01-11 12:00:39
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