詩を喰らう
りつ
暗闇にともしび
あたたくきんのひかり投げかけて
道行く迷子を微笑む
100均のガチャをせがむ子供のように
宿命は背負いきれない覚悟がたりない呼ばないで手放して
わたしは傀儡じゃない
気持ちいいことしたい
舐めまわしまさぐり感覚をなぞる
おんなの肌理こまやかさとおとこの滑らかさを
共に味わいながら
宙に遊ぶ
どこまでだって翔べるはず
ことばには目に見えない翼がある
もっと遠くまで想念を投げ出して
よりまし賜へとひかりを呼ぶ
宇宙の果てを超えて
絶頂のオルガズム
熱に浮かされたように真の名を呟いて
文字を羅列する
その瞬間のわたしは空だ
ただ感覚と対峙している
こんなにも気持ちいいこと
他に知らない
はんぶん盲いた子供が
間違って蟻を踏むような舞踏
詩を喰らう