餞別
杉原詠二(黒髪)

花のように生まれた
地獄の火の導火線
意味のないことを繰り返す
人は冷たい目を向ける
それでもこんな風にしか生きれなかった
明日のドラマが今日を支配する
最終回に何かが起こるという
そんな生き方は嫌いだ
地獄の底で極楽の行為をする
出来ればみんな救いたかった
形だけの人たちに
裁かれるこの世
自分に少し違和感があった
あいつらの生きてきたやり方
俺の生きてきたやり方
地面に向かって唾を吐いた
別に何か考えてたわけじゃない
空が晴れ渡っていく
雲が棚引き
俺の心を引きつける
花は花以外にはなれない
ずっと大人しかったけれど
世界をひっくり返す方法を見つけた
正見
正思惟
正語
正業
愛と努力に向かって
別れの涙が滴る
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餞別


自由詩 餞別 Copyright 杉原詠二(黒髪) 2026-01-02 08:15:38
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